水・電気・ガス

ネパールでは、水・電気・ガス等が不足する状況が続いています。しかし、ネパールであることを理解し、認識した上で、備えをもってすればそれほど心配することではありません。現に、多くの外国人がカトマンズで長期滞在しています。

 

特に3月~5月辺りは水が不足することが多いです。
水道がある場合、配水車から水を購入してタンクに溜めて使う場合、
地下水を屋上のタンクに汲み上げて使用する場合など、地域と場所、または季節によって異なります。
飲料水としてはミネラルウォーターが大きなボトルに入れられて販売されておりますので
20LあたりRs50~Rs.150程で購入できます。必要な時には、電話1本で配達もしてくれるので便利です。
尚、初回のみ水を入れるボトルの費用にRs.350ほどかかります。その後は、空になったボトルと
水の入った別のボトルを交換する流れとなります。
 

電気

ネパールは計画停電の先進国と呼ばれています。
電力は主に水力でまかなっているため、11月頃から徐々に計画停電の時間が長くなります。
その年によって計画停電の時間は異なりますが、2011年~2012年の乾季については、
週98時間が最長の停電計画が実施され、2012年5月において、週56時間の停電計画でした。
雨季に近づくにつれ、ダムの貯水量が上がりますので、計画停電の時間が短縮されていきます。

また、電力が常時不可欠な場所やネパールの中流以上の家庭では、
ジェネレーターによる自家発電や、バッテリーとインバータによる停電対策を行っていたりします。
コンセントに差し込んで充電可能な懐中電灯も、一般的に広く利用されています

 

電圧 220ボルト
周波数 50ヘルツ
プラグ

Bタイプ及びCタイプが一般的だが、日本のプラグをそのまま使用できる場所もある。

家電は輸入品が多いため、異なる形状である場合も多いため、家電を購入する場合は、自室のプラグ形状を事前に確認しておくとよい。

プラグアダプタは比較的安価に手に入るほか、マルチプラグタップなどが販売されているため、ネパール入国後での対応でも問題ない。ただし、トラベル用の小型変圧器などはあまり目にしないため、それらが必要な場合は、日本にて購入する。

停電事情

ネパールでは1年を通して、停電計画が実施されている。

エリアによって、時間が決められているので事前に確認すること。

⇒ 日本語版は 外務省 在ネパール日本大使館 のウェブサイトより入手できる

その他 ネパールでは、以前に比べて電気が安定してきていると言われるものの、急な通電や停電の際などに電圧の急激な上昇や下降が発生することが多く、長期滞在の場合は、その電圧をコントロールする機器の利用が望ましい。
映像方式 ネ パールではテレビ 及び ビデオ の映像方式は、PAL方式が採用されているため、通常のネパールのテレビでは、日本のビデオを見ることが出来ない。同じように、ネパールのビデオを日本で 見ようとしても、砂嵐だけがみえることになる。また、DVDについては、リージョンを確認すること。

 

ガス

ガスシリンダーを代理店等から購入し、自宅に持ち込んで使用します。
ミネラルウォーター同様、初回のみシリンダー購入にRs.4000ほど支払い、
空になったら、別のシリンダーと交換する流れとなります。
自分で代理店まで持って行き交換する方法もありますが、配達をお願いすることも可能です。

2012年10月更新